”元銀行マンの准教授が語る 「腹に落ちる」環境学”連載情報(第29回~最終回)
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弊社CEO見山のダイヤモンド・オンラインでの ”元銀行マンの准教授が語る 「腹に落ちる」環境学” の第29回(平成22年11月9日公開)~最終回(平成22年12月28日公開)の連載情報です(いずれもバックナンバーとしてお読みいただけます)。
- 最終回(公開日:平成22年12月28日)】『環境ビジネスは「循環」がキーワードに!~日本人の腹に落ちる、環境問題の考え方』
【要旨】環境問題に限らず社会問題は、繋がりや関係性が途絶えた時に生じるものです。つまり、モノや資金がぐるっとまわる仕組み=”循環”する仕組みをつくることで、問題解決の糸口は見つかるはずなのです。この連載で扱ってきた、「環境ビジネス」という漠然としたテーマを敢えて可視化しようとするならば、「循環」という視点から捉えることが有益であると思うのです。この点からも、「環境ビジネス」とは「循環型ビジネス」であると言えるでしょう。
- 第31回(公開日:平成22年12月14日)】『CO2はもはや「環境問題のモノサシ」にはなり得ない!~「京都議定書」延長をめぐる駆け引きで、日本が負った新たな責任』
【要旨】2013年以降の地球温暖化の枠組みを協議するCOP16が閉幕しました。途上国VS先進国というお決まりの構図のなか、議論は来年に先送りされましたが、もはやCO2は環境問題を語る「世界共通のモノサシ」にはなり得ないことを改めて認識しました。いまや、CO2に責任を押し付ける、一元論的な環境問題の捉え方は、限界にきているのです。
- 第30回(公開日:平成22年11月30日)】『「技術輸出」よりも「人材輸出」?日本の「人的資源」が途上国の教育とビジネスを変える~~バングラデシュ発 現地レポート【後編】』
【要旨】環境技術をはじめとした開発途上国への「インフラ輸出」もいいですが、より強固で持続性のある関係を構築するためには、日本の「人的資源」を自国の資源と考え、人材育成、教育活動を通じた国際貢献の在り方、仕組みづくりをもっと活性化すべきだと思います。
- 第29回(公開日:平成22年11月9日)】『「途上国」=「支援対象国」なのか?援助から協働へ。ビジネスで貧困問題を解決する~バングラデシュ発 現地レポート【前編】』
【要旨】バングラデシュへの二度目の訪問んの今回、私は敢えてNGOセクターではなく、ビジネスセクターとの面談にこだわりました。それは、先進国企業よりも、開発途上国の国内企業が行動を起こす方が、より内発的な発展に繋がると考えたからです。